ヒップホップシーンにおいて、特異な存在感を放ち続けたユニットfla$hbacks(フラッシュバックス)。
その独特な音楽性と、メンバー個々の圧倒的なスキルは、熱心なリスナーを魅了し続けています。
「fla$hbacksって、どんなグループ?」
「jjjやFebbの名前は聞いたことあるけど、詳しくは知らない」
そんな疑問を抱える方のために、彼らの音楽スタイルからメンバー紹介、さらにはFebbの早すぎる他界やjjjのし因についてまとめました。
fla$hbacks メンバー紹介:3人の才能が交差する奇跡
fla$hbacksは、以下の3名によって構成されるユニットです。
- jjj(ラッパー/ビートメイカー)
- Febb as Young Mason(ラッパー/プロデューサー)
- KID FRESINO(ラッパー/トラックメイカー/DJ)
彼らはソロでも十分に活躍できる実力者たちですが、ユニットとして集結することでさらに深みのある音楽を生み出しています。
残念ながら、グループ内で和解したという情報はなく、KID FRESINOの脱退、Febbの他界が理由で2018年をもって活動停止となっております。
jjjの経歴プロフィール
本名:相馬貴裕
生年月日:1989年
出身地:神奈川県川崎市
トラックメイクをメインにしており、トラック集として2013年に「ggg」、2015年に「THOUSAND」をリリースする他、SoundCloud等でも発表している。
2014年にメインMCも務めた1stソロアルバム「Yacht Club」をリリース。
jjjし因の理由は?
2025年4月に突然他界されたことが発表され、驚いた方も大勢いました。
3月には体調不良でイベント出演をキャンセルされていたこともあり、持病なのかと憶測が飛び交っておりますが、その理由はまだ公開されていません。
病院のベッドで息を引き取ったとだけ報道されています。
Febbの経歴やプロフィールは?
本名:安井誠一
別名義の活動名:Young Mason
生年月日:1994年1月3日
他界:2018年2月15日
2011年にSPERB(TETRAD THE GANG OF FOUR)とのユニット「CRACKS BROTHERS」でEPを出すなどFla$hBackS以前から活動していた。
Fla$hBackSの他にA THUGやKNZZなどとDAWG MAFIA FAMILYとしても活動中。
2014年に1stソロアルバム「THE SEASON」をリリース。
2017年には2ndアルバム『SO SOPHISTICATED』をリリース。
Febbのし因は?突然の別れに衝撃が走る
2018年2月15日、Febbは24歳の若さで亡くなりました。
し因については不慮の事故とだけあり、明確な公表がありません。
噂では、オーバードーズではないかと言われていますが、真相は不明でした。
Febbの他界理由とファンの反応:「惜しい才能が失われた」
SNSでは、「信じられない」「もっと彼の音楽を聴きたかった」といった声があふれました。
Febbの代表作には以下が挙げられます。
- 『The Season』
- 『So Sophisticated』
- 『Beats & Supply』
彼の音楽にはアンダーグラウンドな雰囲気と、詩的なリリックが同居しており、若手ラッパーたちにも多大な影響を与えました。
Febbの最後の作品
生前最後まで作成していたアルバムが最後の作品です。
Febb as Young Masonと、GRADIS NICEのジョイントアルバム「SUPREME SEASON 1.5」が7月17日にリリースされています。
KID FRESINOのプロフィールや経歴
本名:佐々木寛明。
生年月日:1993年(Febbの中学の同級生)
所属先:DOGEAR RECORDS
Febbが、ライブDJとして連れてきたのがきっかけで参加する。
元々はDJ、トラックメイクが中心だったが、jjjからラップするようトラックを渡され収録したものをSoundCloudに上げた所、DOGEAR RECORDSからオファーを受け、2013年に1stソロアルバム「HORSEMAN’S SCHEME」をリリース。
それ以降ラッパーとしての活動も本格化させる。
また2015年に2ndアルバム「Conq.u.er」をリリース。
2017年5月24日にFla$hBackSを脱退している。
KID FRESINOの現在は?
現在も精力的に活動をされておられます。
まとめ
Febbやjjjの他界は早すぎましたが、彼が残した作品、fla$hbacksの軌跡は色褪せることがありません。
「音楽って、こんなに静かに、でも強く響くものなんだ」
そんな風に感じる方が一人でも増えたなら、彼らの音楽は今もなお、力を持ち続けているのでしょう。